課題曲の『エーデルワイス』の練習を始めて4日目。
復習から始めたこの曲ですが、練習をしていて、ふと思いました。
ほんと初心者にぴったりの楽譜だな。
そして同時に、ハープ初心者の時に選ぶ楽譜ってすごい大切だな、と感じたのです。
今回はそんな、ハープ初心者が選ぶべき楽譜について、2つのポイントをまとめてみました。
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今だからこそ思う、ハープ初心者の最初の課題曲として良かったと思う点
私はハープを始めた当初、約1年ほどハープ教室に通っていたのですが、演奏する曲は自分では選べませんでした。
その時の担当の先生に、『発表会はどんな曲を弾いてみたいですか?』と聞かれて、私は『ジブリがいいです』と答えたんですね。
実際ジブリの曲はハープ用の楽譜で発売されているのも知っていたし、天空の城ラピュタとか、トトロとか、私自身、作品も曲も大好きなので!
私はこんなタイプなので、自分の好きな曲とかじゃないとモチベーションが続きにくいので・・・好きな曲を弾きたかったんです。
でも、その時先生がOKしてくれなくて、結局、この『エーデルワイス』になりました。
正直、当時は少しガッカリもしたんですけど(笑)、今こうやって練習をしてみて思いますが、初心者にはうってつけの曲だと思いました。
そう思ったポイントが2つあります。
- ハ長調なので楽譜自体がシンプル
- レバー操作がない
これ、想像以上に大事。
ハープ初心者が選ぶ曲はまず、余計なことに気を取られず、まずは『弾くこと』に集中できるような楽曲がいいです。
それぞれ少し解説しますので、もしこれからハープを始めるという人がいたら、是非これを参考にして楽譜を選んでみてくださいね。
①楽譜自体がシンプルな『ハ長調』ものを選ぼう
ハ長調と聴くと、『なんやそれ?』と思う方もいるかもしれないのでとても簡単に説明すると楽譜に♯とか♭とかなにもついていない曲のことですね。
音階もドレミファソラシド・・・となるので、とてもシンプルにいうと、ピアノの白い所で弾けるような曲です。
『チューリップ』の『咲いた~咲いた~』とか弾きやすいですよね。
半音上がったり下がったりがないのでシンプルです。
今回のエーデルワイスもハ長調だったので非常に弾きやすい。
仮に、その楽譜の中で音符に個別に♯や♭がついても、比較的操作しやすいです。
これが例えば、短調の曲にシャープがつくと、フラットの状態にシャープが付くということはナチュラルになる?え?みたいに、レバーをどのように操作したらいいか、すごく難しく感じて脳がパニックになります。
半音の上げ下げについてはピアノであれば隣の鍵盤を弾けばいいくらいですが、ハープの場合、レバーを手動で上げ下げしなければならないのでそれとはくらべものにならないくらい難しいです。
そこで手が止まってしまうとほんとに心が折れてしまうので、最初はとにかくシンプルな楽譜がいいです。
②レバー操作がない楽譜を選ぼう
アイリッシュハープのようなレバー操作をできるようなハープを持っているとしても、最初の楽譜はレバー操作なしくらいでいいと思います。
あっても1、2か所くらいでいいと思います。
つまり、曲中に、♯や♭がつかない曲ということです。
とてもシンプルな曲になるので、物足りなさを感じるかもしれませんが、そのくらいでいい。それでも十分難しいです。
あと、やはり最初はハープ専用の楽譜を使用した方がいいと思います。
ハープ専用の楽譜であれば、レバー操作をするところにちゃんと指示が書いてありますので、何回レバー操作をしなければならないか、難易度が分かりやすいです。
まとめ
当時、発表会でジブリの曲を弾かせてくれなかった先生に対して一瞬『むむ』と思ったりもしたのですが(先生ごめんなさい 笑)、正直、この難易度でも両手で弾くのに慣れてない私はヒーヒー言っていたし、発表会という緊張する場ですから、このくらいがちょうどよかったのだと思います。
ハープに関しては、最初はとにかく『弾き切る』ことが大事だと思います。
これからハープを始めるという方は是非、『簡単すぎるかな~』と思うくらいの難易度から初めてみてくださいね。
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