2021年7月度のハープ練習のまとめです。
今月は前半はわりと練習できたのですが、後半は練習しようと思ったら弦が切れていたり、2時間以上かけて弦を張り替えたと思ったらまた別の弦が切れたり・・・(1ヵ月の内に3本も弦が切れてゲッソリ)。
そんなこんなで後半は思うように練習が進みませんでしたが、ただ、たくさんの気付きや、学びがありました!
練習内容を振り返っていきたいと思います!
もくじ
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今月の練習内容
トータル練習時間245分(4時間5分)。
ハープに触れて練習できたのは6日。
今月練習したのは先月に引き続きこの2曲です。
- 『プレリュード』(ファイナルファンタジー)
- 『讃美歌に癒されて』(ドラゴンクエスト8)
結論から言いますと、自分的に成長を感じ辛い、苦しい1ヵ月となりました。
①『プレリュード』
『プレリュード』は先月末の時点ではメトロノーム186までいけたのに、今月は170くらいまでしかできず・・。
最高で184の速度まで戻せた日もありましたが、以前は弾けていた速さが弾けないというのは普通にショックです。
もしかしたら先月の186という数字がそもそもまぐれだったのか・・・。
メトロノームの練習って良くも悪くも『成長』を可視化できますよね。
私は練習日は練習後に毎回必ず日記をつけているんですけど、メトロノームを使った時の『数字』を細かく記録しているので、成長の度合いがハッキリ分かっちゃう(笑)。
先月と比べて成長できてないという現実。キツイっす!
ただ、もう一つの課題曲『讃美歌に癒されて』で大きな成果を得ることができました。
②『讃美歌に癒されて』で両手弾きの練習
ピアノのような『両手でそれぞれ違うメロディーを弾く』ということを経験したことがない私にとって、『左手伴奏、右手メロディー』というのがマジで難しい。曲自体の難易度が低くても、本当に大変なんです。
でも、この曲のおかげですごく大きな学びをえました。
なお、先月6/26日の日記にはこんなことを書いています(『讃美歌』の練習を始めたのが6/13)。
6/26の日記より
- 『3つの和音を覚えられる気がしない』
- 『とりあえず片手ずつ練習しているが、両手でできる気がしない。どうすればいい?』
- 『楽譜を見たら弾けない、手元を見たら弾く音が分からない。どうやって練習をすればいいんだ?』
とかなり弱気な内容になっています(笑)。
音符を覚えるのも大変だし、弾くのも大変。軽くパニックになっています。
ですが、7月で無事に全部の音を暗譜することができました。
暗譜するまでの練習方法について、自分の中で実践してみて良い方法があったので、それをまとめていきます。
暗譜を完了するまでに自分でやってみてよかったと思う練習方法
ハープ初心者&音楽初級者の私にとって、両手の楽譜を暗譜するまでがまずとても大変だったわけです。
私が今課題にしている『讃美歌に癒されて』という曲は楽譜のレベルとしては難易度低めというか、ピアノ経験者の人がそのままピアノで弾くのであれば、余裕で初見で弾けると思います。超超簡単な楽譜だと思います。
そのくらい、シンプルで簡単な楽譜なんですけど、それでも、ギターの経験(ほぼ伴奏)くらいしかない私にとっては激ムズなわけですよ。
そこで試したのがこの2つの方法。
- リズムを手で叩きながらそれぞれのパートを歌ってみる
- 一方のパートの鼻歌を歌いながら、もう一方のパートを実際に弾いてみる
今後どんな楽曲に挑戦する時も、両手で実際に弾くまでに必ずこのステップを踏もうと思います。
そのくらい、個人的には効果絶大でした。
①リズムを手で叩きながらそれぞれのパートを歌ってみる
そもそも、弾く以前に、譜面の『リズム』を理解できていないことが多い私。
四分音符、八分音符はいいのですが、付点音符とか、スラーとか出されるとあかん。マジ楽譜を見ただけではリズムが理解できないのですよ。
なので、実際に膝を叩きながら歌ってみる。自分の手をメトロノーム代わりにして、四分or八分で叩いておきながら、メロディーを歌うって感じ。
で、歌った自分の声を聴いて、そのリズムを脳で覚える。
ほら、音楽理論とか全く分からなくてもカラオケって歌えるじゃないですか(笑)?
リズムを耳で覚えてしまえばいいんですよ!
ですので、とにかくまずは片手ずつリズムを覚える。
今度は左手で伴奏のリズム、右手でメロディーのリズムを同時に叩いてみる。すると脳がパニックになって想像以上に上手く叩けないんだけど、できるようになるまで、とにかく叩く。
うまく叩けない時は苛立ちからかバンバン叩く手に力が入り、痛いです(笑)。
これに尽きる。
②一方のパートの鼻歌を歌いながら、もう一方のパートを実際に弾いてみる
リズムを頭で理解できたら実際に弾いていきます。
まずはそれぞれ片手だけで練習。
ただ、左手の伴奏は単音だけで練習していてもすぐに飽きました。片手だと簡単すぎるんですよね。
だからと言って、いきなり両手でやろうとしたらびっくりするくらいできない!
この中間の難易度が欲しい。
ということでやってみたのが『鼻歌作戦』。
片手を実際に弾きながら、もう一つのパートは鼻歌で歌う。
これが想像以上に難しい。たぶんだけど、複数の違うリズムを奏でるのって、すんごい高度なことなんだと思う。
脳がパニックを起こすというか、片手ずつだとすんなりできても両手になると途端に全く歯が立たなくなる。
でもしばらく練習していると少しずつできるようになる。
とにかくあとはひたすらこの練習の繰り返しですね。
これに尽きる。
練習の詳しい感想とかはこちらの記事(⇒音楽初級者が両手弾きするときのコツはこちら!)を参考に。
あと、おまけに、譜面台を設置しました。実は今まで使ってなかったんですよ(笑)。これ、結構練習成果に差がでます。
とく音符を覚える初期段階は、譜面を見たり、手元を見たり・・・すんごい疲れるので、ちゃんと正しい角度に譜面台を設置することをおすすめします(笑)。
8月の目標
曲を完成させる!
7月中に『讃美歌に癒されて』を完成させたかったのですが、残念ながらそこまで至らず。
ただ、なんとか楽譜の暗譜は完了したので、あとは練習あるのみ。メトロノームに合わせるとどうしてもずれるし、1か所あるレバー操作が未だに慣れず。もう少し時間がかかると思う。
『プレリュード』に関しては指の練習として続けたいけど、曲を完成しようと思うと、どうしても一人だけでは無理。シャープやフラットがたくさん出てくるので、レバーハープだと限界があるのです。
誰かとパート分けをして演奏するか、自分で複数のパートを演奏して多重録音するか・・・。
とりあえず保留で。
あと、新しく課題曲を追加したい。候補としてはドラゴンクエスト11の『愛のこもれび』かな。
基礎練習を再開!
ハープを再開して5か月。
ブログとツイッターを同時進行しているので、幸いにも辞めることなく続いています。
4月と5月はとくに仕事の関係で疲れ果て、ハープを離脱してしまうんじゃないかというくらいメンタル的に暗黒期を迎えていたのですが、なんとか持ちこたえました。
その理由として、モチベーション低下を避けるためにあえて『ゲーム音楽』だけで練習をするようにしていたんですね。作業的でもいいから、とにかく継続しようと。その為には自分の好きな曲じゃないと辛くなると思ったんです。
最近は少しずつ仕事面も落ち着いて来たし、ハープ離脱の危機も去りましたので、ここらへんでちょっと基本に立ち返って、松岡みやびさんのテキストに戻ってみようかな、と思います。
これからもっと難しい曲に挑戦しようと思ったら、きっと指使いとか奏法とか、理論を学ばないといけないと思うので、まずは一通り、本来ハープ教室で習うであろう『基礎』の部分を知っておきたいなと思いました。
ということで、来月から松岡みやびさんのテキストの続きを再開したいと思います。
引き続き頑張ります!