2021年5月1日~31日までのハープの練習報告と気付きをまとめます。
4月から、とにかく仕事の疲労とストレスと戦い続けています(笑)。5月に入っても引き続きハープを練習する気力が沸きにくい状態が続き、次第にハープの存在が自分の中で霞んできていた中、なんとかハープにくらいつく方法を考えなければなりませんでした。
そこで私が実践したことは2つ。
- 今までの練習方法を振り返る
- ハープから心が離れないような新しい練習方法を考える
結論から言いますと、この2つを実践し、見事に5月を乗り切りました。
一番しんどい時期を乗り越えたので、もうハープから離れてしまうことはないかなと思っています!!
もくじ
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①今までの練習方法を振り返る
とりあえず今までの練習計画は中止!
4月から仕事の環境が大きく変わり、その忙しさとストレスで4月はほとんど練習できない状態でした。
そんな中迎えた5月。ハープへのモチベーションが下がっている中、なんとかハープにくらいつきたいという一心で練習方法を見直すことにしました。
というか、ぶっちゃけ、これ以上ハープから心が離れると正直ヤバイと思いました。
辞めるのは簡単。でも、再開するのは大変です(なんせ7年もの月日がかかりましたから)。
で、自分なりにたどり着いた答えが、とにかくハープ活動を完全停止させない為にも『やりたくないことはやらない』という方針でした。
ただでさえ仕事で疲れてんのに、ハープの練習でストレスなんか感じたくない。
ということで、ハープの練習に関して、『しんどい』『面倒』『気分が乗らない』など、ネガティブな感情が沸く練習は当面避けることにしました。
- 3月から続けていた『エーデルワイス』は、完成させたかったけど、特別曲が好きなわけでもないので(失礼)正直楽しくない。⇒中止
- 松岡みやびさんの『はじめてのハープ教本』を1ページ目からやってたが、こちらも『練習するぞ!』って気合いを入れながらやってる感じだったので、仕事のストレスがもう少し緩和するまでお休み(気持ち的にはやりたい)。⇒一旦中止
このストレスフルな日常が続く中で、自分の『気合い』だけではどうにもならないと思いました。ですので、とにかくしばらく、大きな成長をしなくてもいいから、『ハープから離れない』を目標にしようと決めました。『成長』よりも『維持』を優先します。その為には、定期的にハープに触り続けることが大前提。
ということで、とりあえず、少しでも練習のハードルを下げる方法を模索したのです。
ハープの練習の一番のストレスになる『楽譜を読む』ことを避ける練習方法を探す
とにかく限られた時間でなんとかハープに触り続ける為に、まず練習において、ネガティブな感情が起きることを排除していくことにしたんですね。
そして、思い出してみると、ハープの練習で一番しんどかったのは『楽譜を読む』ことだったんですね。
楽器を弾くんだから楽譜を読むのは当たり前なんですけど、まだまだハープ初心者の私は楽譜もスラスラ読めないし、『楽譜を見るのと同時に弦を押さえる』という高度なこともできません。
ですので、楽譜を見る⇒手元を見て弦を押さえる位置を確認する⇒音符が間違えていないかもう一度楽譜を確認する⇒手元の弦を確認する・・・これの連続です。何度も視点が変わるので首も痛いし、視線がきょろきょろするから疲れるし。マジ頭痛くなってくる。
でも、楽器の練習においてこれって普通の現象なんですよね。必ず通る道というか。
ただね、通常だとこれを毎日繰り返しているとその内自然と楽譜を覚えていくのですが、今の私はとてもじゃないけど毎日毎日練習できるわけではないので、せっかく楽譜を覚えても数日空いてしまうと、次に練習するときには前回覚えた楽譜を忘れた状態からスタート。
また楽譜とにらめっこ・・・。ちょっと覚えてもまた忘れる・・・。
正直、これがとてもしんどいのです(精神的に)。
今私が学生だったり、独身だったりして自由時間がもっと取れたらそれでもいいんだけど、どう考えても現実問題それは不可能です。
ということで、なんとか楽譜を簡単に覚えられて、指を動かすことに集中できる練習方法はないか・・・!
色々考えていてそこで練習メニューにしたのが、ファイナルファンタジーの『プレリュード』という曲です。
②ハープから心が離れないような新しい練習方法を考える
FFの『プレリュード』で楽譜を読まずにひたすら指を動かす!!!!!
ファイナルファンタジーの『プレリュード』は元々遊びでちらちら弾いていたのですが、今月はこの練習だけすることにしました(結局、今月はマジでこの曲しか練習していません)。
選んだ理由は、楽譜を覚えるのが簡単だから。これに尽きます。
とにかく楽譜さえ覚えてしまえば、あとは実際に弦を奏でることに集中できます。この曲はオクターブが変わるだけで音階は同じパターンが続くし、リズムも単調。
好きな曲だから飽きにくいし、両手を使える曲ということもあって練習効果も期待できる。とにかく、ストレスフルな日常の中でも、なんとかこの曲だけなら続けられるかな、と思って選びました。
詳しくはこちらの記事にも参考に!ハープ初心者にオススメの曲です!
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『プレリュード』で筋トレのようにひたすらゴリゴリ練習する
今月練習できたのは6回(6日)トータル時間約7時間。
実際に行った練習は1つ。『プレリュード』のみ。
練習箇所は最初の数小節だけ。楽譜は覚えているので毎回すぐに練習に取り掛かれます。
楽譜を読む時間が必要ないので、ただただ無心で筋トレのようにエンドレスで同じフレーズを繰り返し弾き続けます。トータル練習時間の7時間、常に指を動かしていた状況です。
5月の練習成果
ハープの離脱危機をなんとか回避
4月がほとんど練習できなかったので不安でしたが、5月の後半くらいから少しずつ仕事に慣れ、ハープの練習をできる日が増えました。
またハープ挫折してしまうのか?・・・というのが一番怖かったのですが、練習方法を変えたおかげで、一番の危機は回避できたかな、と思います。
もうハープを辞めることはないかな。
どんな地味な練習でもいい、曲が完成しなくてもいい、日にちが空いてしまってもいいから、なんとか辞めずに続ける。これってすごく大切なことだと思います。
始めた当初のようなモチベーションを維持し続けるのって難しいですから・・・。気合いとかではどうにもならないこともあります。
そのモチベーションが途絶えそうな中、なんとか作業的でもいいから続けたいと思っていた中、それが形になったって感じです。それもこれも『プレリュード』という曲が自分が好きな曲だったから。
今後もこの練習は続けていきたいです。
左手の弾きにくさが完全に消滅
これは5月の終わり頃、ふと気が付いたのですが、練習内容を一つに絞ったおかげで、左手の弾きにくさが完全に消滅したように思います。
ハープを始めた当初、多くの人が感じるのが、右手か左手か、どちらかが非常に弾きにくい、まるでリハビリをしているようなもどかしさを覚えるということ。
私の場合は左手がまさにそれでした。利き腕と逆なのもあって力が入らないのに加えて、左は低音域を弾くので体からも距離があるし、しかも低音域の弦は硬くて太いのもあってとにかく弾きにくい。右手でできることが左手ではできない。それがすごくもどかしいのですが、練習時間がなかなか取れない&日々のストレスの大きさで集中できない中、この1ヵ月、筋トレのように全く同じ練習をすることで、左手が強化。両方の腕の弾きやすさが全く同じ感覚になってきました。
ハープ初心者として、ハープに慣れるまでの筋トレとしては最適な練習だったのではないかと思います。
来月以降の目標
大きな目標は立てません。とにかく、もうしばらく『プレリュード』で指を動かす訓練を地味に増やしていこうと思います。あと、もう少し練習回数を増やしたいかな。週に2回くらいはハープに触れる日ができるといいなと思います。
とにかく、この忙しい日々の中でもなんとかハープを楽しめるように少しずつ練習方法や環境を改善していければいいなと思います。来月も頑張ります!!
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