こういうことを言うと怒られそうだけど、現時点でハープの練習をしていて一番面倒で憂鬱になるのが『楽譜を読むこと』です。
正直、ハープの音を出している瞬間は超楽しい。私にとってハープの音は心が震えるくらい好きな音なので、ほんと音が鳴っているだけで幸せなのです。・・・しかし、楽譜を読んでいる時って、ただただ譜面とにらめっこして、それで次は弦の位置を確認して、鳴らしながらも音が間違えていないか再度チェックして・・・。間違えて覚えてしまうと面倒なことになるので、とにかく毎回神経をすり減らす作業なんですよね。
それでも、例えば毎日練習できれば少しずつ確実に覚えていけるのですが、今の私は仕事や家事に追われて、正直なかなか練習時間が取れない(気力もない)。譜面を覚えても次の練習の時には忘れていて、まずはそれを『思い出す』作業から始まるわけです。
本来『ストレス発散』できるはずのハープでさらにストレスが溜まることになる・・・(笑)。
こうなると自分の意志とは逆行して自然と気持ちが後ろ向きになってくるんですよね。仮に、ハープを練習する時間が少しできてもなんとなく向かう気になれない・・・。
5月はそんな瞬間が多かったように思います。
実際、今月(5月)に入ってから、ちゃんと『練習』としてハープに触ったのは今日が2回目でした。
一度覚えたことを忘れてまた覚え直すというのは、英単語を覚えても覚えても忘れていく感じというか・・・(笑)。
ハープは英語と違って自分の意志でやっているはずなのに(英語キライ 笑)・・・それでも『覚え直す』という作業は私の中で苦行となっていたように思います。
そんな反省点を活かして、今後の方針を考えました。
もくじ
スポンサーリンク
少しでも楽譜を読まなくていいようにする!!
毎回楽譜とにらめっこする時間がすごくストレスになるので、楽譜を読まなくていいようにしたい。そのためには、楽譜を暗譜するのが一番だと思いました。
全部覚えてしまえば、あとは指の動きに集中できるので。
とは言え、覚えるのも大変だし、ただ『ドレミファソラシド』だけ無機質に弾いていても飽きるから続かない。
そして、ハープの基礎中の基礎である『プラッセ』をまずはしっかりできるようになりたい。
いろんなパターンの『プラッセ』ができるようになれば、曲の弾きやすさが大幅にアップするはずです。
そんな点からも、以下の特徴がある楽譜は避けて練習曲を選ぶ必要があります。
こんな楽譜は避けるべし!
- リズムが複雑なもの
- 和音が多いもの
- レバー操作が頻繁に出るもの
↑これらがあると楽譜を読むだけでしんどい&なかなか覚えきれない。
そして、このような特徴を避けるのに加え、自分の中で練習曲として『続けよう!』と思えるような好きな曲。
ということで、冷静に考えたのですが、今まで試しに(半分遊びで)練習していたゲーム音楽の中で、唯一この課題にぴったり合いそうな曲がありました。
FF(ファイナルファンタジー)の『プレリュード』です。
自分の中で大好きな曲というのもあって今まで遊びで弾いていたこの曲ですが、今の私にはまさにぴったりの一曲かも。
『FFプレリュード』がハープの練習にぴったりのポイント
私的にこの3つのポイントが大きいです。
ココがおすすめ
- プラッセの練習になる
- リズムが単調
- コードが変わるので飽きが来ない
それぞれ解説しますよ!
①プラッセの練習になる
ハープの基本の『プラッセ』という奏法がむっちゃ練習できる。
基本的にハープは、これから弾こうと思う弦をまずはまとめて複数本同時に押さえる。そして実際に音を奏でたい弦から順番に指を離していくイメージです(離す瞬間に音が鳴る)。
『プレリュード』だと、最初のフレーズでは『ドミソド』次のフレーズでは『ラドミソ』みたいな感じで、いろんなパターンのプラッセを体験することができます。
最初は上手く押さえられず、1本ずつゆっくり押さえていくことしかできなくても、何度も何度も繰り返す内に、4本同時にプラッセすることができるようになります。
②リズムが単調
楽譜を読むのが苦手な私にとっては付点音符やスラーがあるとそれだけで脳がパニック。
できれば、4分音符、8分音符、16分音符だけで構成させているような楽譜だと、リズムの確認に頭を悩ませる必要がないので指のトレーニングとしても楽だな、と思っていたところ、この『プレリュード』はまさにシンプルな16分音符の連続なので非常に練習しやすい。
また、最初はとてもゆっくりから初めて、徐々にメトロノームでスピードアップすると『今日はこの速さまで弾けた!』という、自分の中での成長が感じやすいのでオススメ。
③コードが変わるので飽きが来ない
シンプルな楽譜で弾きやすいのはいいのですが、ずっと同じ音階だと飽きますが、この『プレリュード』はコード進行に合わせて音階も変わります。
なので、本当に様々なパターンのプラッセの押さえ方を実践できます。
今後の目標
とにかく、少しずつフレーズを覚えていこうと思います。
リズムは単調だし、覚えてしまえば指の動きに集中できるので、現時点で覚えているところだけでも弾くことで確実に指のトレーニングになります。
楽譜を読むというストレスが減ることで、日々の練習回数が今まで以上に増えればいいなと思います。
練習を継続して、プラッセが簡単にできるようになったら、もう少し複雑な曲になってももっと簡単に練習を進められるとおもいます。
今はとにかく、ハープを続けることが大事。
その為には『面倒だな』とネガティブに感じる瞬間を少しでも減らして、『楽しい』と感じる瞬間を増やしてモチベーションに繋げていきたいと思います。
次のblog記事はこちら!
-
ハープの練習内容を大きく変更【2021年5月活動報告】
2021年5月1日~31日までのハープの練習報告と気付きをまとめます。 4月から、とにかく仕事の疲労とストレスと戦い続けています(笑)。5月に入っても引き続きハープを練習する気力が沸きに ...
続きを見る